2/2(建方4日目)

 明るい状態で確認しようと、出勤前に現場のチェック。前に緩んでいたボルトが締まっているので作業(軸組調整)は進んでいるらしい。

 また、よくよく見ると図面では「少ないかな〜」と思っていた耐力壁の数も意外と多い。これこそ子供の頃から見ていたプレハブハウスである。

 何も手当てされていない断熱材の傷もよく数えたら6ヶ所どころではないし、1Fから見上げたALCにもシミの様な模様がついている。
シミ疑惑 些細ですが

 またも雪が降りだし、2Fの建て込みも明後日という事でALC/断熱材の処遇をどうするのか積水ハウスにtel。なんと留守電で「今日・明日は休み」との事だが、何も連絡がないのはどうゆう事?。緊急連絡先にtelし、現場監督のS氏に連絡をとってもらう。(緊急連絡先でも「今日は休みなので...」。『緊急だからtelしているのに休みだからは無いだろう』と、更に腹をたてる。私を良く知る山形のO氏、Y氏はこの情景がよく分かると思う)

S氏『ALCは交換するよう工場に手配中です。』
私 「1Fから見上げたところ、シミの様な模様がついている。全て確認し交換して欲しい。」
S氏『分かりました。断熱材は状態の悪い2枚は交換します。他は???で修理し、...』
私「修理が必要なものを何故雨ざらしで放置する。(傷アリで)雨ざらしのものは全て交換だ。」
S氏『分かりました。』

 「きっと、適当に言い訳して交換は無いだろう」と思っていたが、怒りに任せて言ってみたところ交換してくれるらしい。しかし、積水に決めた最大の要因が『躯体/断熱(壁内結露対策)/ノンホルム』だったので、ここはこだわりたい所。
 言うだけ言ったので、後はS氏を信頼して任せるのみ。自分の要求は通ったが、S氏に対する不信感を持ったことで気持ちが晴れない。
 因みに、私が電話する直前、S氏は以前お願いしていた基礎工事の資料を綺麗にまとめて自宅まで届けてくれていた。

(当ページを参照された方からのアドバイス)
私の建築時期を考えたら参考にならないかも知れません。 ウチの場合、屋根が上がる状態まで本格的に雨が降ったのは一回もありませんで した。霧雨程度の雨が一回あっただけと記録してます。 そのときも屋根瓦を乗せる前の防水シートを完全に張った状態だったので、特に 心配はしてませんでした。
断熱材の場合、これから先何年も露と戦わなければなりませんので、一回程度の 雨ではそんなに心配はいらないとは思うのですが、後でやっかいになっては面倒 なので、現場監督に言ってください。「大丈夫」と言うなら「大丈夫である根拠」 の説明を受けてもらうことが良いかと思います。納得行かなければ反論してくだ さい。
「とにかく、気づいたらどんな小さな事でも言う。」という姿勢で望んだほうが 私の経験からして良いかと思います。後で後悔しても遅いのです・・・ あまり参考にならずスイマセン。
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2/3(建方5日目)

 現場監督のS氏よりtelあり、「今日、工場の人間と現地で確認し、断熱材12枚、ALC2枚を交換することにしました。こうゆう天気なので、まずは屋根までかけたい。明日は予定通り2Fの建て込みを行い、交換はその後(2/5頃)にしたい。」との事。交換してもらえる枚数はもっと少なくなると思っていたが、傷アリの部分は屋根の有る無しに係わらず全数交換か?
 明日の午後は現場へ見学へ行く予定日。(先週S氏にいつ頃が見どころか確認し、紹介されていた日)S氏からは「ヘルメットを準備してお待ちしています。2Fの状態もご確認下さい。」との事だが、全く厭味の無い言い方で、「ちょっと無謀な事を言い過ぎたか。」と反省。
 なお、私が疑問に思ったビニールシートを使わない訳は以下の通りだそうです。

(積水ハウス)
普通のビニールシートでは雨がしみこんできます。このため、ALCは養生シートで保護しています。この後、養生シートは全て外し、防湿シートを敷き直します。

 後で分かったのだが、この日は雪が降ったため業者の方が来て、2Fの雪かき(ALCにしみないように)をしてくれたらしい。


2/4(建方6日目)

 「13時頃にでも、...」という事なので、私の隣の席で「もう終わりそうもありません。」と言いながら山のような仕事を抱えているY氏を尻目に職場を抜け出す。(この日は6:30から24:00までの勤務なので少し位いいかな?)
 約束通りヘルメットを持って待っていてくれた現場監督のS氏と共に、まずは1Fの断熱材の確認。12カ所交換といっていたが、現物を見ると私が気付かなかった小指の先程の穴が開いているものも全て交換するようだ。他の現場はどうなのか聞いてみたところ「5〜10枚は傷がついてしまいます。」とは意外な答え。(「普通は傷無し。多くても1〜2枚」とでも答えるかと思っていた)ALCの方は、『シミ疑惑』のものと割れているものの2枚が交換になると言う事である。(この他に2枚ほどかけているもの(2/2の写真)もあったが、これについて確認するのを忘れた)
 また、1F天井も鉄筋が×に交差し、作業が進んでいる事が感じられる。黄色く塗られたボルトは「締めつけ完了」という印らしい。
鉄筋が× 締めつけ完了

 この後、作業が行われている2Fへ登る事に。2Fには予想以上に資材が運び込まれ、あまりスペースがない状態。このような状態で、かつ、風も強い中で鉄骨を組んで行くところは、まさに『職人芸』といったところである。
鉄骨を固定し、 クレーンでつり上げ、
鉄骨を受け取り、 素早くくみ上げて行く

2Fの壁の状態を確認したところ(作業中のため半分も見れなかったが)断熱材の穴は小指の先程度のものが1カ所のみである。この部分は、この先どうなるか見るため、あえて指摘しなかったので、この先観察する事に(意地が悪い)。ALCの養生シートは何カ所か切れていたが、「作業完了時にはこの上に養生シートを重ねて、保護してから帰る。」との事であった。

 全体的な印象は、自分の家ながら『近づいて見ればガッチリしているが、離れて見ると出来損ないの超合金ロボット』といった感じ。やはり柱が細い分、木造住宅と比べると質感は今一か?(以前、仮契約していた一条工務店の家の内部との比較)また、全体的な色もティンバーがないため間抜け臭い。


2/5(建方7日目)

 多忙のため、今日の観察は無し。
 自宅の方に現場監督のS氏よりtelあり、「2/5着くはずの外壁(交換分)が未だ届かないので、明日は先に屋根の方の工事を行う。外壁の交換は2/8(月)頃に。」との事であった。