子供とドライブしていたとき、「お父さんの好きな色って何?」と聞かれたが、とっさに答えられない。
「俺、xx色、お母さんはxx色」と会話は進んでゆくが、うまく答えられない。
「昔は緑が好きだったな~。車なら汚れが目立たない銀もいい。紫も悪くないかけど、あまり受けは良くないか。」などと言ってみたものの、そういう答えを期待していないことは良く分かっている。
「車だったら」とか、「携帯電話だったら」なんてことではなく、いつも気に入っている色があって、とっさにそれを答えればよいだけ。
そういう無心な対応が出来ない自分が、ひどく汚れた大人になったような気がしてならない。