3/1(大工14日目)

 事務所への移動途中に現場の前を通ってみたところ、いつもは1台の車なのが3台になっていた。現場からは金槌の音が。寄ってみようかとも思ったが今日は会議の司会なので遅れるわけにもいかない。後ろ髪をひかれながら現場を後にする。
 今日、何が行われていたかは明日の楽しみへ。


3/2(大工15日目)

 現場につくなり大工さんから「いや〜暫くみないから、どうかしかたと心配してたんですよ。」とひと言。私も同じ事を感じたのですが、先週の木曜日以来で心配されるっていうのは現場へ行き過ぎなんでしょうか。
 室内の方は天井に鋼製の?が張りめぐらされ、その間に電気配線がひかれていた。天井の方は、1Fの場合この上に9cmの断熱材(カタログでは吸音材となっているが)が2枚、2Fでは約20cmの断熱材が入るという事である。断熱材だらけで「もう勘弁して」という位の量である。今住んでいる家(木造)のように天井裏にものを隠すという事は「無理でしょうね」という事である。
 昨日聞いた金槌の音はというと、和室の辺りの作業の音らしい。以前、積水ハウスの展示場の和室の柱(張り物)がいかにも安っぽく、この家にも木の質感は全く期待していなかったのだが和室入口の敷居に関しては普通の木材でビックリ。積水ハウスでも木目シールではなく、普通の木も使うんですね。
木材あれこれ
敷居

 大工工事の段階に入って気になる事が一つ。表に見えない場所のクギが木材を通り越して反対側まで飛び出しているのを見かける事がある。中学校までの図工・技術の時間の感覚でいうと『クギの先は木材の中に隠れるもの』というものだと思っていたが、必ずしもそうではないのだろうか?


3/3(大工16日目)

 今日は出張(と、言っても市内だが)で夜は飲み会があるため、現場へは行けず。「飲み会の後に現場へは寄るんですか。」とも言われたが、さすがにそこまでは...


3/4(大工17日目)

 最近恒例となった昼休みの現場訪問。職人さんの昼休みを邪魔し、申し訳ない。(でも、止められない)

 部屋の中はフローリングが張られたため、これを保護するシートが張られているため一見雑然とした感じ。このフローリングの接着剤は既に乾燥しているがプヨプヨしてゴムのようである。「以前はよくある木工用ボンドを使用していたが、今は弾性接着剤を使用している。」という事で、ゴムのような触感だが

「木工用ボンドは間違っても剥がす事が出来たが、弾性接着剤は接着面が剥がれる前に板の方が割れてしまい壊すしかない。」
「接着面から剥がれて板が鳴るような事はないので、いくら飛び跳ねても大丈夫。」
という優れものらしい。接着剤は魚肉ソーセージのような形で『ゼロホルム』とでも書いていればいう事無しと思ったが、『締め切った部屋の中では...』という事しか書いていなかった。
(積水ハウス)
今回使用している弾性接着剤はゼロホルマリンです。
1枚剥がすとフローリングで綺麗なのだが フローリングと接着剤
 この日、一緒に取り付け作業をしていた換気システムを撮影していたところ、WORZの標準が『全館計画換気』のはずが『熱交換型換気』の文字が。契約時に「費用が折り合わないときは熱交換型換気システムに変更すれば、(費用を)押さえられますよ。」とは言われていたが、「交換する」とは言っていない。どういう事?すぐにでも確認したいのだが、もう1時になるし。嫁さんから「怒らないで、穏便に聞くように」と諭され明日を待つ。
換気ユニット これは熱交換型では
電線を受けている。
「止めてくれ」と言わんばかりの安っぽい金具

3/5(大工18日目)

 前日気になった換気システムについて営業のK氏にtel。WORZの換気システムは、私が契約をする辺りで「計画換気のSHESS2ではなく、熱交換型の全換24が標準になった。」という事である。確かに契約時の見積もり、それ以降の見積もりも熱交換型で見積もられている。  費用云々についても「確かにその話はしています。丁度、標準仕様の変更時期だったのだが、その後の私の説明が不足していました。」という事である。また、「熱交換型は新しいものではないが、機能的にはSHESS2よりお勧めです。」とも。

(積水ハウス)
ランニングコスト的にはSHESS2の方が優れています。
−SHESS2・・・約300円〜400円/月
−全換24・・・・・約900円/月
ただ、SHESS2は外気を直接取り入れるため、冬季間は室内が乾燥し過ぎ、板鳴りするなどの問題が出てきました。このため、標準の換気システムは全換24に変更しました。