3/13(大工26日目)

 今日は朝9:00から木工立会い。今の自宅から建築現場まで一般道では1時間弱かかるが、起きたのは8時過ぎ。朝御飯のおにぎりを食べながら、高速道路で移動。朝の弱い私にとって、9時は早過ぎたか。
 現場へ着くと現場監督の坂田氏の他に大工の佐々木氏も来ており、既に作業を開始していた。大工さんというと、『朝遅く現場へ来て、しょっちゅう休憩をとる』という私の考えは、やはり偏見なのだろうか。(因みに今の家を建てた大工さんは大きな仕事を任されたが、遅刻・休憩が多過ぎクビになったとか)

 現場監督の坂田氏の説明のもと各部屋を回ったが、さすがにこれだけ通っていると目新しいところはない。今後の変更点としては『濡れ縁の設置と、母親の部屋の壁補強』を依頼。(この壁補強は、地震時のタンス倒壊防止ビス打ち込みのための板の設置依頼で、壁が弱いから直して欲しいという事ではありません)
 先日、紹介した『長さを間違えたような板』について話を聞いたところ、あまり大事そうな話ではなかったが、「じゃあ、補強しておきましょう」との事。その後、ほんの数分でこんなふうになっていました。

補修前 補修後
 また、断熱材についても破れている所があり、「後から修理しておきます。」という事であったが、傷跡から見るとどうも壁の内部から壊されているような気がする。この他にも同様の傷が付いている所があり、共通しているのは電気配線が通っているあたり。断熱材設置後にその間を電気配線を通すため、目で見える部分ではないので他がどうなっているか不安である。

 和室の中を何気なく見回していたところ、床板の下に断熱材を発見。確か、ここは断熱材を入れる場所ではなかったはずだが。
私「この断熱材、なんですか。」
現場監督)坂田氏「これは、佐々木オリジナルですね。」
大工)佐々木氏 「余った断熱材を利用して入れた方がよさそうなところは、こうして断熱材を詰めているんですよ。」
 他に目につくところでは、浴室とトイレの間にテープを張っているのも、『佐々木オリジナル』という事である。見過ごしていたら気付かなかったが、職人さん独自の工夫があるんですね。

3/14(大工27日目)

 今日も恒例の休日出勤。取り敢えず今日出勤すれば、暫くは開放されそうである。  昨日撮影したビデオを見ていたところ、TV用の同軸ケーブルが敷設されていない事に気づき、現場監督の坂田氏にtel。「まだ、配線が全部終わったわけじゃないので。」という事だったが、また、配線工事をして断熱材をボロボロにしないか不安。(電気工事が電熱材損傷の犯人と決まったわけじゃないので、濡れ衣かもしれないが)


3/15(大工28日目)

 今日は仕事の都合により、現場へはゆけず。

 家造りとは関係ないが、CGIを使えるサーバへの引越し(同一プロバイダ内)したところ、どうも上手くつながらない。接続しようとして失敗した方も多いと思いますが、申し訳ありませんでした。にも恒例の休日出勤。取り敢えず今日出勤すれば、暫くは開放されそうである。


3/16(大工29日目)

 玄関を開けたとたん、下駄箱はあるわ、クローゼットはあるわ、奥に入れば食品パントリーはあるわ、押し入れは出来ているわで、室内が一変。「これを組み立てないと、部屋中、材料でいっぱいになって。」という事だが、それでも石膏ボードや天井に詰める断熱材で部屋いっぱいである。

 今日は気にいていた『穴の開いた断熱材の裏』を撮影しようと、脚立を使って挑戦したが鉄柱に阻まれ失敗。表面に見える穴は補修済であったが、裏の方はどうだったのだろうか。...と一度は書いたが、ビデオを見直したところ、断熱材の裏側の防水シートに切れているのが僅かに写っていた。室内側の防湿シートは傷無しだが、側面は完全に密閉されているわけでもないようである。
 で、この状況を撮影しているときに気付いたのだが、「あまり、風は入らないかな?」と思っていた軒換気の隙間からの風が結構吹いて来る。外から見るとあまり目立たない隙間も屋根裏から見ると結構な隙間である。
 また、断熱材同様に心配していた階段も、しっかりしてきており、ここにも『佐々木オリジナル』の工夫があるらしい。(説明してもらったが理解しきれませんでした)

3/17(大工30日目)

 今日は都合によりバス通勤となったため、現場訪問は不可能。


3/18(大工31日目)

 今日は休日出勤の代休で、現場での外構打ち合わせ。前回の打ち合わせ結果で250万円になるという話を聞き、「こんなんで何で?」という感じである。門柱のブロックも今一つイメージ通りではないし、「いっその事、何にもなし!」という気分である。

 大工工事の方はというと、和室の辺りが作業中で、押し入れ・仏壇の辺りがそれらしくなってきている。

 リビングの方は進展無し、と思っていたが、ふと上を見ると天井裏に断熱材が入れられている。ここは5cm厚の断熱材だが、和室の方は10cm厚だそうである。何故違うのかよく分からないが。
10cmの断熱材(和室) 5cmの断熱材(リビング)
(積水ハウス)
和室の窓側には(真上ではないが)バルコニーがあるため、厚い断熱材にしてあります。

3/19(大工32日目)

 連休中の現場訪問に備え、今日の訪問は休み。3連休といっても大工さんが日曜しか休まないようなので、私も日曜以外は現場へ行かなければ。(行きたいというより、行かないと落ち着かない)
『佐々木さん、たまには週休3日ぐらいにしてくれないかな〜』


3/20(大工33日目)

 現場に足を踏み入れたとたん、今までとは全く違う光景が。和室の作業も完了し、1Fは一部分を除き、石膏ボードが貼りつけられていた。「石膏ボードを貼ると全然違うでしょう。」と言われたが、確かにその通りである。(何が違うと聞かれると困るが。)
床の間・仏間 リビング
 1Fの天井裏に断熱材を入れる作業が進み、階段からその様子をよく見えるようになった。これだけ隙間がなくなると、確かに後から電気配線する事は難しそうである。
施工前 施工後
 外出したついでに外構を検討するため近くの住宅を見学。外構打ち合わせの時は「気に入らない」と言ったレンガ(門柱用)が結構良かったりする。「レンガはカタログと実物は違う。」と言われたが、引き渡し直後のものと、植採が育った後のものとでも違って見えるようである。難しい。


3/21(大工34日目)

 大工さんの休みに伴い、私の現場訪問も休み。外構の検討のため、近くの住宅街を見て歩くが、ピンとくるものがない。