当家の恒例である、「子供が産まれるとエアコンを買う」に従って、2台目のエアコンを購入する。恒例といっても買い換える訳ではなく、寝室に取り付けるものである。
「即日取り付け」とは言っていたが、翌日は宮城スタジアムでのワールドカップ開催とぶつかり、「ワールドカップ以外の日にして欲しい」とのことで、取り付けまで数日を要する。(ワールドカップだからといって何かあるわけではないが、何が起こるかわからないということらしい)
今回のエアコンは2Fで屋根の上に取り付けることになる。屋根を見ると意味不明のフックがあり、これを利用できないか積水ハウスカストマセンタに確認する。 「たぶん駄目だと思うが、現場を確認させて欲しい」という事で、わざわざ家まできてもらう。(ファーストコールバックから、ここらの対応まで相変わらず流石である)
確認してもらったところ、「フックは屋根で作業する際の命綱を掛けるものでエアコンを引っ掛けたりはしないで欲しい」とのことで今回は使えないらしい。
この日、エアコン取り付けに来たが、「この傾斜に合う台は持ってきていない」との事で取り付け中止。
この日はワールドカップだというのにエアコン2回目が行われる。
リビングへの取り付け時に作った補強壁の見取り図、家の図面や、補強壁を確認する器具などを用意して電気屋さんを待つ。この日は、私も午後半休だったため取り付け現場に立ち会う。
立ち会ってみて感じたことは、『気密とか家の傷を気にするならば、エアコン工事は見るべきではない』という事である。仕方のない事ながら、大工さんが丁寧に気密工事したのとは雲泥の違いだし、フローリングには小傷、外壁はフックを埋め損なって少し欠けているし...一応コーキングはしたようなので影響はないが、これが新築時だったらどんな騒ぎになったことか。もちろん、新築から2年経ち、ある程度あきらめもついたのでエアコンを取り付けたのであるが。
結局、エアコンは外壁にフックを打ち込んで固定したが、一番ガッチリ押さえているのは例の「エアコンは引っ掛けないで欲しい」といわれた所から伸びた針金であった。(使って良いとも悪いとも言わなかったが、電気屋さんはあのフックを使ったらしい)
リビングのライトが突然消えてしまった。セードを外し色々とテストをしたところ「バチッ!!」と基盤が光って、その後は全く動作しなくなってしまった。
フューズは切れていないことから基盤が逝ってしまったような気がする。他と比べ最も稼働時間が長いライトだったが、ついにライトも故障する年になってきたか。
年末年始を挟み、やっと修理が完了した。ヤマダ電機に引き取りに行ったところ、「メーカに運送した際にセードを壊したので、新品のセードを入れておきました」との事である。一瞬不安がよぎったが、メーカであるコイズミが代替品を用意したこともあり、ここは大人しく持ち帰ることにする。
家に持ち帰り、いざ取り付けようとしたところ何とセードがぜんぜん違う。破損前は和紙調の模様入りであったが、代替品は模様が違うどころか模様無し・無色の安っぽいものである。早速、ヤマダ電機に交換を依頼したところ、「どう対応するかはメーカに聞いてみないと何とも言えない」との事である。「修理を受け付けた責任はどこにあるの?」という感じだが、とにかく何とかするよう依頼する。
代替品は型番まで分かっているので直ぐに行えるかと思ったが、何故か難航。ヤマダ電機の訳の分からない対応に付き合うこと1ヶ月、修理した基盤と不良セードを渡し、後継機種の新品を受け取り対応完了。