プレハブというとすべての壁に筋交いがわりの×がついているものと思っていたが、×がついた耐力壁は一部だけである。重量を壁で支えるという所から、部屋の間仕切りで×がついた耐力壁は一部だけである。
間取りを考える時、「何畳の部屋が何個で、...」と考えていたが、外壁の大きさと同じだけの大部屋を柱無しで造ることも可能である。軽量鉄骨の特性を考えると、「部屋が何部屋か」と考えるより、「大きな空間をどのように区切るのか」という考え方でも良かったと思う。内壁も天井までつなげるという固定観念を捨てて、1mの壁とか2mの壁(壁というより仕切り)というのも面白かったかもしれない。